道訓・三つの至誠・五ヶ条
【道訓】
「動禅一如(どうぜんいちにょ)」―― 武を以て身体を鍛え、徳を以て心を磨く
少林武術において、身体を動かすこと(武)と、心を静め調えること(禅)は一つであり、切り離すことはできません。私たちは武術を通じて、心身ともに調和の取れた人間性の完成を目指します。
【三つの至誠】
一、 伝統の継承と真理の追究(武の神髄)
私たちは、千数百年の歴史を持つ少林武術を正しく学び、守り続けます。単なる形の模倣にとどまらず、その歴史、哲学、技の理合(りあい)を深く追究し、次世代へと確実につないでいきます。
二、 「武以徳立(ぶいとくりつ)」の実践(心の育成)
少林の教えにある「武は徳を以て立つ」を尊びます。いかに優れた技術があろうとも、そこに豊かな人間性や道徳心がなければ、真の武術家とは言えません。礼節を重んじ、己を律し、他者を慈しむ「徳」の精神を道場内外で実践します。
三、 国境なき絆と社会への貢献(和の精神)
武術は、言葉や国境を越える共通の言語です。私たちは武術を通じた国際交流や地域社会での活動を重んじ、人々が健やかに、そして互いを尊重し合って共に生きる「平和で活力ある社会」の実現に寄与します。
【五ヶ条】
日々の稽古において、全会員が胸に刻むべき指針です。
礼始礼終(れいしれいしゅう):常に感謝と敬意を払い、礼に始まり礼に終わる。
克己復礼(こっきふくれい):己の弱さに打ち勝ち、規律ある行動を崩さない。
文武両道(ぶんぶりょうどう):技を磨くだけでなく、知性を磨き、社会に貢献する。
持続不退(じぞくふたい):歩みは遅くとも、決して諦めず、日々精進を積み重ねる。
護身衛国(ごしんえいこく):力を誇示せず、己を護り、大切な人や社会を護るために力を使う。